“Creating Value - Globally”は、
私たち日産トレーデイングのビジョンです。

日産トレーデイング株式会社
代表取締役社長兼CEO
石井 毅

当社は、1978年に日産自動車の全額出資子会社として設立し、自動車関連の部品、原材料、設備機械、及び完成車両のサプライチェーンとトレーディングを担う自動車メーカーの商社として成長を続けてまいりました。

近年自動車産業の地球規模での事業再編が加速してきており、それを支えるサプライチェーンの重要性が益々高まっています。
私たちは “Creating Value - Globally” を企業ビジョンにお客様のニーズを的確に捉えたビジネスモデルを創造し、質の高いサプライチェーンマネジメントと付加価値のあるサービスを提供することを使命にして取組んでおります。

世の中はVUCAの時代と言われるように先が予測できず、どうなるかわからない不確実性の高い時代です。今まで想像できなかったような新しいサービスが生まれ、価値観が複雑化していると言われています。正解のない時代に突入していると言っても良いかも知れません。

当社ではこのような大きな環境の変化にも対応できるような強固な組織の土台づくりとしてしっかりとしたビジネス基盤、それを支える組織体制、人財の育成の3つの分野でコーポレートとしての価値向上を図るための改革を進めてきました。

これからは、従来からの取組をベースに、更に日産トレーデインググループの強みを活かし、新たなお客様、新たな分野へのビジネスモデルの提案を加速していく計画です。世の中はさらにカーボンニュートラルの動きが強まり、我々自動車業界に関わる会社としてはこの社会課題に率先して取り組まなければなりません。これからは短期的利益を追い求めるだけではなく、世の中が、お客様が必要とする新たな価値やサービスを幅広く提供できる会社を目指して参ります。

日産トレーデインググループの世界11ヶ国、34拠点の1,400名の従業員一人ひとりが常にお客様の視点に立ち、付加価値を創造し、魅力的なサービスでお客様の安心、満足をいただくことでお客様と共に成長する企業であり続けたいと考えています。

今後とも皆さまの変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。

石井 毅