環境への取り組み 企業情報 / CSR
日産トレーデイング株式会社は、日産自動車グループ会社の一員として、日産自動車株式会社の環境方針に沿って持続可能な地球環境づくりのために、お客様が目指す環境対応を実現するためのソリューションの提案と付加価値の高いサービスの提供を目指しています。
わたしたちは、日産自動車株式会社の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2030」においてクルマの電動化・知能化、革新的なモノづくりを通してCO2削減を実現するために必要な材料や部品のグローバル供給、環境負荷を軽減するために最適な商流や物流ルートの提案、材料のリサイクル事業を通してエネルギーや資源の使用効率を高め循環を促進させ、企業活動による環境への負荷低減や、資源利用と生態系サービスとの共存を図ることに取り組んでいます。
日産環境理念 『人とクルマと自然の共生』
環境方針
日産自動車は、環境保全の基本は人間の「やさしさ」の発露にあると考えます。 われわれ一人ひとりが環境に対する正しい認識を深めるとともに、人や社会、自然や地球を思いやる「やさしさ」をクルマづくりや販売などの企業活動全域に活かし、より豊かな社会の発展に貢献します。
事業活動やクルマによって生じる環境への依存と負荷を自然が吸収可能なレベルに抑え、豊かな自然資産を次世代に引き継ぎます。
究極のゴール
事業活動やクルマによって生じる環境への依存と負荷を自然が吸収可能なレベルに抑え、豊かな自然資産を次世代に引き継ぎます。
われわれのありたい姿:
「シンシア・エコイノベーター(Sincere Eco-Innovator)」
- シンシア(誠実な)
- 環境問題に対し積極的に取り組み、環境負荷を低減する。
- エコイノベーター
- 持続可能なモビリティ社会の発展のために、お客さまに革新的な商品・サービスを提供する。
取り組むべき重要課題とチャレンジ
持続可能で自然と調和した社会の実現に向けて、中期環境行動計画、「NGP2030」の以下の重要課題に取り組みます。
- 気候変動
~カーボン・ニュートラル~ - クルマの電動化、革新的なモノづくりにより、バリューチェーン全体でカーボンニュートラルを目指します。
- 資源依存
~新規採掘資源依存ゼロ~ - 資源の効率的かつ持続的な利用と、モビリティ活用を最大化する仕組みを創造し、サーキュラーエコノミーを推進します。
- 大気品質と水
~ゼロインパクト/ゼロリスク~ - 地域の課題を考慮した水使用量の削減と水質管理を推進し、また、クルマと事業活動からのエミッションを最小化し大気品質に対する影響を低減します。
環境関連事業
昨今の自動車事業環境の変化に応じて、環境負荷低減に貢献するリサイクル事業、及びCO2排出削減に貢献する発電・小売事業(PPS)にも取り組んでいます。
鉄・アルミ スクラップリサイクル事業
2007年より、日産自動車および関係会社から発生する鉄スクラップの一元管理を日産トレーデイングにて実施しています。また、リサイクルのスコープを鉄スクラップから、アルミ及びその他の材料にも拡大することにより、限りある資源の有効活用によるカーボンニュートラルの取り組みに貢献しています。
また、自動車のバンパー等の樹脂部品のリサイクル事業にも取り組んでおり、樹脂リサイクル業者と提携し、事業拡大を進めております。
新電力(PPS)事業
日産トレーデイングは日産自動車の社内向け電力供給事業を承継し、2015年2月より新電力(PPS)として、電力小売りの事業を開始しました。
日産自動車グループの各事業所やディーラー店舗への電力供給を手掛けた実績を活かし、お客様の電気代削減に貢献しています。
また、日産グループのスケールメリットを活用し、他社の電力小売り事業者からリーズナブルな価格を引き出すことで、全国の日産ディーラー店舗の電気代削減にも貢献しています。競争力のある価格が支持されて、供給範囲は日産グループ以外のお客様へも拡がっています。
日産トレーデイングの電力供給
従来の送電網を経由し、パックアップ付きで安定・安心供給
太陽光発電などの再生可能エネルギーや、日本卸電力取引所(JEPX)などから調達した電力を送配電事業会社の送電網を介して送電・供給。
品質・安全性・安定性ともに、従来の電力会社からの供給と変わりません。
電源がアクシデントなどにより不足した場合でも、自動的にバックアップする仕組みになっております。
(東京電力エナジーパートナーの常時バックアップ)
提携先PPSを起用しての電力供給
提携他社PPSを活用し、コスト面(電気料金の削減)・環境面(CO2排出量削減)などお客様のニーズに合わせたご提案が可能です。
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※お見積の際にご提案差し上げるPPSの社名についてはお知らせ致します。
NITCO × Project
新しい価値を創造する「人」自動車生産を支えるには物流知識のみならず、自動車生産に関する知識と素材技術に関する知識が不可欠。
日産トレーデイングの「事業」と、そこで活躍する「人」、ビジネスが生まれる「場」を様々な切り口で紹介します。